緑内障・・・気づかないうちに失明の恐れも


潜在患者は300万人!

視神経が障害され、徐々に視野が欠けていく「緑内障」。「緑内障」の患者数は、潜在的な人も入れると約300万人いると言われています。しかし、実際に治療を受けているのは、2割ほどに過ぎません。一方の目の視力が衰えてきても、もう一方の目が補うために、なかなか気づきにくいのが現状です。

放っておくと失明する危険性

いったん傷害された視神経は元に戻らないので、「緑内障」の進行を放置すると失明の危険性があります。「緑内障」は、現在日本人の失明原因の1位なのです。40歳以上の20人に1人が「緑内障」にかかっていると言われています。緑内障は病気の進行が遅く、自覚症状も少ないため、気がついた時にはかなり病気が進行していることも少なくありません。

早期発見がとても大切

緑内障で失われた視野は、残念ながら取り戻すことは出来ませんが、初期の段階で発見して治療を開始すれば、進行を遅らせることはできます。保険がきく眼圧検査と眼底検査でも、早期の段階でほぼ見つけられるそうです。40歳を過ぎたら、3年に1度は眼科医の検診を受けましょう。自宅で簡単に自己チェックも出来ますので、まず試してみてはいかかでしょう。

自宅で出来るチェック法

 @テレビを砂嵐の画面にする
 A丸く切り抜いた小さな紙を画面中央に貼る
 Bテレビ画面の縦の長さと同じ位テレビから離れる
 C片方の目を覆い、中央の紙を2秒間凝視する
 Dもう片方の目も同じ様に行なう
この時、画面の一部がかすんだり、暗く見えたりすると、視野の異常が疑われますので、専門医を受診しましょう。

   

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