認知症予防の3種の神器〜音・書(描)き・歩き


音楽で認知機能の低下を抑制

歌を歌ったり音楽を聴いたりすることは心地よく、それだけでも健康によさそうですが、実際に、好きな音楽を歌ったり聴いたりすると、認知機能の低下やアルツハイマー病の発病率が高まってしまうホルモンを抑えることが出来るのです。

塗り絵で脳全体を活性化

塗り絵はとても単純な作業にみえて、実は脳全体を活性化させる大変有効な作業です。実際に認知症患者に対するリハビリにも使われています。子供用の塗り絵ではプライドが傷つき余り取り組んでくれない場合も多いそうですが、大人用の塗り絵を使うとほとんどの人が喜んで熱心に色を塗るそうです。最近では様々なバリエーションが増え、風景画、浮世絵、はてはマンダラ絵まであるそうです。

インターバルウォーキングが効果的

脳を鍛えるためのウォーキングはインターバル歩行をすることが大切です。まず2分間普通の速度で歩いた後、次の3分間は歩行ピッチを速めます。その後は「普通歩行2分速め歩行3分」を繰り返し、1日30分くらいから始めてみましょう。このウォーキング法で、やる気や意欲に関係する脳の前頭葉内側部の厚みが増すことが判明しています。

懐かしき「読み・書き・そろばん」で脳トレ

昔の小学校の習い事「読み書きそろばん」、これが脳の活性化に大活躍!「読み書き暗算」は川島教授の「脳トレ」でかなり有名ですが、算数嫌いの人は暗算自体に苦手意識がある人もいるはず。そんな人におススメがそろばん。簡単な計算でも効果があるそうですから、昔懐かしく「願いましては〜」とパチパチはじいてみてはいかがでしょうか。

   

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