好きでも嫌いでもストレスに!


「テクノ不安症」

中高年に多くみられるのが「テクノ不安症」。苦手意識を持ちながら無理にパソコンを使っているうちにストレスが重なり、体調を崩してしまいます。肩こり、目まいなどの症状が現れますが、ひどくなると職場の机に座ったとたんに吐き気がしたり、通勤の途中で気分が悪くなってしまうこともあります。

「テクノ依存症」

逆に、パソコン操作をしないと不安を感じ、人とのコミュニケーションや職場の人間関係がうまく運べないなどの弊害が起こる「パソコン依存症」。こうした場合、上手に休憩をとってパソコンに向かう時間を減らすなどして早めに自衛手段をとりましょう。また、最も効果的な改善策は自然に触れること。休みの日には積極的に外に出るようにしましょう。

1日5時間以上のパソコン作業は問題

2万5千人を対象にした調査で、心の問題、つまり不安感や仕事への無気力感などと、パソコンの作業時間との関連を調べたところ、1日5時間を超えるパソコン作業を行なっている人は、明らかに問題を抱えている人が多くなっていることが分かりました。この傾向は、仕事でなかば義務としてパソコン操作をしている人はもちろんのこと、パソコンが好きな人にも悪影響が出ていることが分かりました。

慢性化させないことが大切

コンピュータを扱うことによるストレスは、基本的には一過性のもので、その作業時間が終われば元に戻るものなのです。問題は、ストレス状態が長く続くと、そのストレスが慢性化してしまうことにあります。コンピュータが苦手な人はもちろん、コンピュータが大好きな人も、必ず合間に休憩を入れるようにして、ストレスを慢性化させないようにしましょう。

   

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