目に対する悪影響は大!


書類読みの2〜3倍の疲労度

パソコン作業をすることにより様々な健康障害が起こります(※VDT症候群)が、その中でも顕著なのが目に対する悪影響です。パソコン作業は、キーボード、マウス、画面と、あちこちに目を動かしますので、その疲労度は書類を読むだけと比べて2〜3倍と言われており、それだけ目が疲れやすいのです。

ドライアイにもなりやすい

パソコン作業に集中すると、どうしてもまばたきの回数が減り、涙が蒸発して目が乾きやすくなります。まして、モニターが目線が上向きになるように設定されていると、さらに目が乾きやすくなるので注意しましょう。ただし、下向きに設定してあっても、目の表面の露出面積は1.5倍となっており、涙が蒸発しやすい状態であることは変わりありませんので、意識して休憩を取るなどした方が良いでしょう。

モニター画面の光で不眠に・・・

夜遅くまでパソコンを使っていると、モニター画面の光をずっと目に入れることになります。寝る前には少しずつ明かりを弱くしていかないと目がさえてしまいます。目が光を浴びることによって脳が覚醒してしまい、寝つきが悪くなります。メールチェックやネットサーフィンなどを寝る前にしている人も多いですが、睡眠には大敵ですので注意しましょう。

※VDT症候群

VDTとは、Visual Display Terminalsの短縮形で、表示画面を持った情報端末のことです。代表的なものがパソコンのモニターで、テレビやポータブルゲーム、情報端末機なども含まれます。こうしたVDTを使った作業による健康トラブルの総称を「VDT症候群」と呼びます。

   

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