便秘のタイプを見極めよう


便秘にはいくつかタイプがある

最近では、若い女性だけでなく、中高年や高齢者にも便秘に悩む人が増えています。原因別・症状別にタイプがあり、それにより対策も変わってきますので、注意が必要です。

あなたはどれに当てはまる?

朝起きた後、慌しく食事も摂らずに家を飛び出すタイプがなりやすいのが「直腸性便秘」。朝目覚めると腸も動き出すのですが、忙しくて便意を我慢するとだんだん感覚が鈍くなり、便秘になってしまいます。また、高齢者がなりやすいのが「弛緩性便秘」。年をとると腸の筋肉も弱まり、便を押し出す力が弱くなるため便秘が起こりやすくなります。

若い人に増えているのは、ストレス性の便秘

若い人に増えているのが「けいれん性便秘」。ストレスで自律神経が乱れると、腸のところどころで管が狭まり、便が出にくくなるのです。このタイプの場合、通常、便秘に効果的といわれる食物繊維を摂りすぎると逆効果になることもあるので、注意しましょう。

タイプ別一覧表

直腸性便秘

弛緩性便秘

けいれん性便秘

原因

トイレの我慢 腸の筋力の低下 ストレス

症状

便が硬い
残便感
お腹が張る 硬くてコロッとした便
左腹部の痛み
なり易い
タイプ
女性・下剤をよく使う人 高齢者・食事量が少ない人 若い人・ビジネスマン

対策

朝食を食べる
朝にトイレの時間をとる
運動や食物繊維の多い食事 ゆとりをもつ
香辛料や食物繊維の多い食事を避ける

  


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