5人に1人!ストレス性頭痛


5人に1人がストレス頭痛

緊張型頭痛に悩む人は、実は5人に1人ととても多いのです。緊張型頭痛は別名「ストレス頭痛」。仕事が急に忙しくなるなど、心身への負荷が増えることをきっかけに発症することが多いと言われています。女性に多い偏頭痛とは異なり、老若男女にかかわらず発症し、特に30代に多くみられます。

ストレス頭痛の特徴

頻度  年数回〜毎日
持続  30分〜連日
部位  頭の両側、後頭部
症状  圧迫感、締め付け感
程度  日常生活に支障なし
日常動作  動いても痛みは悪化しない
随伴症状  吐き気や嘔吐はない
その他  肩こりやめまいを伴う


首や肩の血行に注意

ストレス以外にも、デスクワークでの姿勢の悪さや睡眠時の枕の高さなどで、首や肩などの頭を支える筋肉が収縮して血行が悪くなると、頭痛を引き起こすこともあります。そのため、首や肩のストレッチで筋肉の緊張をほぐすと効果が期待できます。ドライヤーの温風やシャワーを肩に当てるのもリラックス効果があるでしょう。

やみくもな鎮痛剤服用は逆効果

やみくもに鎮痛剤を服用すると逆に薬物乱用による頭痛を引き起こす可能性があります。出来れば、自分なりのストレス解消法を見つけ、運動を取り入れたりして生活のリズムを整える方が、持続的な症状改善には有効です。また、偏頭痛に比べ激しい痛みがないため、医者に行かずに市販薬を飲んでしまうという人も多いと思いますが、長引く場合には、専門医に診てもらいましょう。

  


マガジン表紙へ