なんで毛が抜けるの?


男性ホルモンが影響

男性の場合、男性ホルモンによる影響が大きいと言われています。男性ホルモンが酵素と結びつくと、髪の成長を阻害しますので、男性ホルモンが過剰にあると抜け毛が多くなります。こうした男性ホルモンの量などは遺伝することも多いため、男性の薄毛は遺伝するというのも本当のことと言えます。ただし、抜け毛の原因は、それ以外の要素もあります。

ストレスも大きな要因

まず、その要因にあげられるのがストレス。ストレスがたまってくると、身体の器官や臓器をコントロールしている自律神経のバランスが乱れ、髪の毛の原料となる栄養分を運ぶ頭皮の毛細血管や、髪の毛の素となる細胞を作り出す「毛乳頭」の働きが鈍くなります。そうすると、毛の生まれ変わりが乱れ、薄毛・抜け毛へとつながっていくのです。

喫煙と睡眠不足は要注意

髪のために良くない生活習慣として、まず挙げられるのが喫煙。ニコチンが自律神経を刺激し、血管を収縮させ、頭皮の血行を悪くさせます。また、睡眠不足も大敵。髪の毛も身体の一部で、その主成分はたんぱく質です。基本的に、身体に悪いことは髪にも悪いと言えるでしょう。ですから食事もまずは栄養バランスの取れた食事を規則正しく食べることが大切です。

抜け毛予防の栄養素とは?

髪の毛はたんぱく質ですから、1日に最低限必要なたんぱく質を取ることは大前提。また、髪の成長にビタミンA、B2、B6が関係していますから、これらを多く含むレバーや緑黄色野菜などを取るようにしましょう。「ワカメや昆布を食べるとはげない」と言われているのは、感じが髪の毛に似ていることから来ている迷信。ただ、海藻はミネラル豊富で身体に良いことは確かで、バランスの良い食生活には欠かせないので、もちろん食べて悪いということはありません。

  


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