現代人の基礎代謝はダウン傾向


消費エネルギーは基礎代謝がポイント

人が消費するエネルギーの60〜70%は基礎代謝。「基礎代謝」とは、全く身体を動かさなくても人間が生きていくために心臓や肺を動かすのに必要なエネルギーを消費するために使われるもの。消費エネルギーの半分以上を占めるわけですから、この基礎代謝を増やすことが、消費エネルギーを増やすためには不可欠と言えます。

年々基礎代謝が落ちている

ところが、この「基礎代謝」、実はピークは20歳よりも前。それから後は徐々に「基礎代謝量」は落ちていくものなのです。例えば、20代男性の1日の基礎代謝量は約1550kcalですが、40代では1460kcal。約6%も落ちています。年齢だけでなく、生活環境も基礎代謝には大きな影響を与えます。交通機関や電化製品などが発達した現在では、基礎代謝量は40年前に比べて平均100kcalも落ちているといったデータもあります。

基礎代謝チェックをしてみよう

次のような状況にある人は基礎代謝が下がっていることが懸念されますので、それを自覚し、基礎代謝を上げていく努力が必要です。
1.体温が35.9度以下
2.手足が冷える、又はほてる
3.あまり汗をかかない
4.普段あまり身体を動かさない。
5.少し食べても太る
6.二日酔いになることが多い
7.疲れやすく朝まで疲労が残ることが多い
8.身体がむくみやすい
9.頭痛、肩こり、腰痛がある

   

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