身体によさそうな事が、実は・・・
こんな事が尿酸値を上げる



激しい運動

肥満度が高い人ほど尿酸値が高いという結果もあり、ダイエットのためにも運動はした方がよいのですが、急激な運動をして体内のエネルギーを使うと、その燃えカスとして「尿酸」が体内で作られてしまいます。瞬発力が必要で、勝敗を競う試合形式の球技(バスケットやサッカーなど)も余りお薦めではありません。キャッチボール程度の方が良いでしょう。

筋力トレーニング

器具を使った筋力トレーニングは無酸素運動で、一時的とはいえ尿酸値をあげてしまいます。筋肉がつき代謝が上がるとダイエットに効果がありますが、筋力トレーニングばかりするのはお薦め出来ません。筋力トレーニングは、ウォーキングや軽いジョギングなどの有酸素運動と組合せで、補助的に行なうようにしましょう。

きちんとした生活習慣改善策

一番痛風になりやすいタイプは、負けず嫌いで頑張り屋タイプの人。「プリン体の食品を一切食べない」「毎日1時間は必ず歩く」といった「すべて禁止」「必ずやる」といった頑張りすぎは、栄養のバランスを崩したり、激しい運動で逆に尿酸値をあげてしまうことにもなりかねません。何よりも「〜は全て禁止」「〜は絶対やらなければ」とストレスになることが一番の問題です。

魚や鍋料理

肉類にはプリン体が多いのですが、魚も結構プリン体がたくさん含まれているものもあります。魚は健康に良いと思いがちですが、プリン体のことだけを考えたら、サンマ、エビ、カツオ、イワシなどは肉類より多いくらいなのです。また、プリン体は水溶性ですので、たとえお肉や魚を食べなくても、汁にプリン体が含まれてしまいますので、鍋料理やスープの場合、汁を飲み過ぎないように注意しましょう。