こんな日常生活で冷え性対策


汗をかこう

冷房をかけていて問題なのは汗をかかなくなること。エアコンの冷気が皮膚表面の汗を蒸発させてしまい、汗で体内の熱を出すことをしなくなってしまいます。それにより自律神経の体温調節機能が悪くなってしまいます。運動などをして汗をかくようにしましょう。

半身浴がオススメ

ただし、暑い昼間などに表で急激に運動すると、汗をかきにくくなっている身体が、うまく汗をかけず熱中症になる危険もあります。そこでオススメは半身浴。38度前後のぬるま湯に20分間、ミゾオチまでつかるのが良いでしょう。ただし、入浴前にコップ1杯の水を飲むことはお忘れなく。

血行促進にも有効

半身浴が、短い時間の全身浴より汗をかく量がかなり多くなることはもちろんなのですが、半身浴により血流もよくなります。ある実験で足の甲の部分の血流量を調べたところ、シャワーの約3倍、全身浴のほぼ2倍という結果になっています。

実は気付かずにしている悪いこと

冷え性にとって日常生活で気付かずにしている悪いこともあります。それを辞めるだけでも冷え性には効果ありと言えます。例えばタバコ。タバコに含まれるニコチンは、血管を収縮させる作用で血液循環を悪くし、身体を冷やす原因になります。また、きつめの下着も、身体を締め付け血行を悪くし、冷え性を悪化させます。