気温は低いのに・・・紫外線量は多い!
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春になりかけの頃はまだ気温も低く、冬の延長のような服装やスキンケアをしている人も多いでしょう。しかし、気をつけなければいけないのが紫外線量です。気温がそれほど高くなくても、春の紫外線は8月と同じくらいの量が注いでいるのです。夏に気にする人は多いでしょうが、実は春こそ紫外線に気をつけたい季節なのです。
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春になると服装も明るくなりますが、服装の色も注意が必要です。白い服は紫外線を反射してくれそうですが、黒色の服に比べて5倍も紫外線を受けてしまいます。紫外線が物にあたった場合、その紫外線は、反射するか、透過するか、吸収されることになります。黒色は紫外線を吸収しますが、白色はほとんど吸収しません。結果的に、白色の方が紫外線をたくさん通してしまうのです。
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紫外線は想像以上に短い時間で、私たちの身体にダメージを与えます。例えば、肌のコラーゲンを破壊する酵素は、4月〜8月の間はわずか3分で働きが活発化してしまいます。また、免疫力を衰えさせる紫外線量は10分程度でその量に達します。春はまだ気温自体は低いので、「少しの時間なら…」と油断しがちが、短い時間でも忘れずにきちんと紫外線ケアを怠らないことが大切なのです。
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春でも日差しが強く感じる日中は注意しますが、まだ寒さが残る朝や夕方には紫外線に関することなど思いも及ばないかもしれません。しかし、目に対する紫外線ケアも気にする場合は、朝や夕方も気にする必要があります。春・夏・秋の季節においては、日中よりも朝や夕方の方が約2倍も多く紫外線を浴びるのです。それには、視線の角度が影響しています。歩行時における視線の角度は一般的に下方に15度くらいです。それに対して一番被曝量が多くなるのは太陽高度が40度程度の時、つまり朝方や夕方に、より多くの紫外線を目に浴びやすくなるのです。
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