春・夏・冬より秋が良いのは、なぜ?


一年に一度は…

健康診断は若いうちから一年に一度は受けましょう。「生活習慣の改善で全ての病気の80%は治る」と言われます。自分自身の現状や変化を知るために定期的な健康診断は必要です。とはいえ、仕事などで毎日忙しく過ごしていると、毎年きちんと健康診断を受けるのはなかなか大変でしょう。

検査は同じ時期がおススメ

いま現在は身体の不調を感じていなくても、まずは自身の正常値(健康時の検査数値)を知っておくことが大切です。そして、以前の数値と比較することが非常に大切なので、一度受けた健康診断の結果は保存しておき、毎年比較しましょう。そして、比較するためにも、忘れることなく検査を受けるためにも、同じような時期に毎年検査を受けると良いのです。

春・夏・冬より・・・秋が良い

夏や冬は極端に暑かったり寒かったり、体調を崩しやすい季節な上、夏休みや正月休みがあります。春は年度始めで何かと忙しく、ゴールデンウィークという長期休暇があります。気候も良く体調を崩しにくい、長期の休暇もないので、秋は健康診断を受ける上でとても良い時期です。冬になると寒くなってきて、毛細血管が縮小して血圧が上昇します。冬には血管障害による脳卒中や心筋梗塞などを起こしやすくなります。その前に自身の血管状態をしっかりと確認しておくことも大切なのです。

10月はピンクリボン

特に女性にはこの時期の健康診断をおススメします。ピンクリボンという言葉をご存知でしょうか?ピンクリボン運動とは、乳ガンの正しい知識を広め、乳ガン検診の早期受診を推進する世界規模の啓発キャンペーンです。そうした活動のシンボルとして、ピンクリボンが使われています。10月1日は世界的規模でピンクリボンの日であり、それに伴い10月中は日本でも各地で様々な乳ガン関連イベントが行なわれます。これを機会に、ぜひ婦人科系のガン検診などを受けてみてはいかがでしょうか?

   

マガジン表紙へ