汗がかけない!〜熱中症の危険も増加〜
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最近、低体温の子供が増加しています。低体温の子供は、上手に体温調節が出来ないため、気温の少しの変化でも熱中症になったりすることも多いのです。また、疲れを感じやすい子供が多いとも言われています。こうした低体温の子供が増えている原因は、うまく汗をかけない子供が増えていることが一因と言われています。
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人の基本的な汗腺の数は、生まれてから3年の間に決まります。その時にどのような温度環境で生活したかで決まるのです。例えば、熱帯地方で生活した人は汗腺が発達し、逆に寒帯地方で生活した人は汗腺が少なくなります。日本人は、通常その中間くらいの汗腺数と言われていますが、小さい時にあまり汗をかかない環境だと、汗腺の数が増えないまま育ってしまうのです。
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大人になってからも、汗をかかない生活を続けていると汗腺の機能は低下しますが、汗をかく習慣を少し続ければ元に戻るでしょう。しかし、小さい時に汗をかかないと汗腺の数がそもそも増えないので、それ以降に機能を向上させても限界があります。そうならないためにも、赤ちゃんのうちからしっかりと汗をかく必要があるのです。
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人は汗をかくことにより、熱くなった体温を下げることができます。汗をかきにくい体質になっていると、身体が熱くなったときに体温を下げることが出来ません。そのため、自然と身体に防衛機能が身につき、なるべく熱を出さないようになり、基礎代謝を抑えるようになってしまいます。また熱が出ないということは、低体温にもなってしまうのです。
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