梅雨の時期は・・・水虫天国!
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水虫は、白癬菌(ハクセンキン)というカビが原因で起こる感染症のことを言います。高温多湿な場所が大好きで、ジメジメして蒸し暑い梅雨から夏にかけて、活動の最盛期を迎えます。白癬菌の栄養源は皮膚の表面を覆っている角質層のケラチンというタンパク質です。ケラチンの破れ目、つまり目に見えない傷口から侵入し、ケラチンを食べつくし皮膚を次々と侵していくのです。
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靴や靴下を長い間履き続けると、蒸れて皮膚が汗ばんだ状態になり、白癬菌にとって居心地の良い場所になりす。角質層は皮膚のいたるところにあり、どこに白癬菌がいてもおかしくないのですが、他の部分では角質層が1mmもないのに比べ、足の裏は数mmもの角質層があり、白癬菌には格好の住み家となるのです。
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白癬菌が棲みつきやすい足先は、皮膚だけでなく爪も水虫になります。爪水虫は、通常水虫の症状と考えられているかゆみや痛みを伴わないため放置されがちです。爪が厚く変形するタイプ、爪が白濁するタイプ、爪に白い粉が付着したようになるタイプの3つがあります。爪水虫は硬い角質層がじゃまして外用薬が深部まで届きませんので、内服薬で身体の内側から殺菌していきます。
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水虫の薬はかゆい時や水泡が出来ている時だけ使ってもダメです。水虫は足の角質層の深いところに寄生している場合が多いので、表面だけ治ったような気がしても、角質層の奥にはしっかり残っています。角質層が新陳代謝で完全に生まれ変わるまで約1ヶ月かかるので、少なくとも1ヶ月間は薬をつけ続けましょう。
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