身体の冷え対策に〜運動・栄養・睡眠〜


「歩く」&「股割り」

身体が冷えている人は疲れやすくなっているので、激しいエクササイズはオススメできません。まずは、歩く時間を増やすこと…それだけでも違います。

オススメは股割り運動…お尻や太ももの筋肉を使うので血流が良くなります。
@まっすぐ立って足を肩幅の倍くらいまで開きます。
Aゆっくりヒザを曲げて股関節を開きます。
Bこのまま5〜10秒間我慢します

「タンパク質」と「鉄」

現代の食生活は、パンや麺類といった精製された炭水化物を多く摂ってしまいがちで、どうしてもタンパク質が足りません。タンパク質が足りないと、血液や筋肉などの材料が不足し、身体が冷えやすくなります。

また、もう1つの問題は鉄不足。鉄分が不足すると、体中の細胞に十分な酸素が届かず、これも身体が冷える一因です。タンパク質が多い食品には、鉄分も多く含まれていることが多いです。1回の食事に、必ず肉・卵・魚のどれかを食べるようにしましょう。

「早寝」と「早起き」

夜更かしで体内時計が遅れると身体が冷えやすくなります。深夜型になっている人は、出来るだけ早寝早起きを心がけましょう。ただし、一度深夜型になってしまうと、自律神経も狂っていて、なかなか眠ろうとしても寝付けないこともよくあります。

そんなときに是非試してみたいのが、目元を温めること。目元を温めると寝つきが良くなり、ぐっすり寝られるというデータがあります。また、ラベンダーの香りのするものなどを使えば、リラックス効果も得られます。また、足が冷えて寝付けない人は、水を使わないスチーム足湯や室内用のダウンブーツがおススメ。寝る直前に足を温めると、血行が良くなり身体の熱を発散できるので、身体深部の体温がスムーズに低下して眠りやすくなります。

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