タバコは、こんなに体に悪い!
|
5月31日は「世界禁煙デー」、それに続く6月6日までの1週間は「禁煙週間」でしたが、みなさんご存知だったでしょうか?・・・今年は新型インフルエンザ騒ぎに、かき消されてしまった感がありますが・・・『たばこの害』は、新型インフルエンザ以上に、怖いものなのです。
|
WHO(世界保健機関)は、2008年の報告書において、「タバコにより年間500万人以上の人が亡くなった」と警鐘を鳴らしています。虚血性心疾患・脳血管疾患・慢性閉塞性肺疾患(COPD)など、世界の8大死因のうち、6つにタバコが関わっています。
|
|
|
タバコの害については、例えば、次のような研究結果が出ています。
◇40歳以上の喫煙男性は、吸わない男性に比べて寿命が3.5年短い
◇喫煙者は、認知症やアルツハイマー病に罹患しやすい
◇喫煙者は、心筋梗塞の危険性が2倍以上
◇1日25本以上の喫煙で、COPD死亡リスクは20倍以上
ここに挙げた以外にも、意外なことに煙害があります。(参考コラム「意外なことにも煙害が!」)
|
さらに良くないのが受動喫煙です。今では『タバコを吸うことは様々な病気の原因になる』ことは良く知られているので、それを知っても吸っている人は、乱暴な言い方をすれば自業自得です。しかし、可哀そうなのは、その周りの人たちです。例えば、喫煙する夫がいる妻は、肺線ガンになる確率は2倍にあがります。さらに深刻なのが子供への影響です(参考コラム「子供にも悪影響」)。
|
マガジン表紙へ
|