新型インフルエンザ Q&A


自分の住んでいる地域に患者が出たら、どうなるの?

政府は当初、鳥インフルエンザからの変異による「強毒型の新型インフルエンザ」を想定し、行動計画を立てていました。しかし、今回発生した「新型インフルエンザA」は「弱毒型」のため、場合によっては、季節性インフルエンザ並の対応も認める、という新指針がだされました。
★患者が多数出ている地域★
○軽症者は自宅療養を認める
○一定の院内感染対策を取れば、一般の医療機関でも診察可能
○学校の休校は、クラス単位での学級閉鎖も認める
★患者が少数の地域★
○すべての患者の入院措置を継続
○学校の休校について、市区町村単位での休校を要請


新型の毒性は、季節性並みなの?

新型インフルエンザは発生したばかりで、分かっていないことも多いのですが、今のところ、発熱やその他の症状は、季節性インフルエンザとあまり変わらないようです。致死率は0.2〜0.4%で、季節性インフルエンザの0.1%より、若干高い程度です。

新型は、若い人がかかりやすいの?

日本でも海外でも、患者の60〜75%が10代で、60歳以上の患者は少ないという傾向があります。次のような仮説や検証が始まっていますが、はっきりしたことはまだ分かっていません。
●60歳以上の人には、新型インフルエンザに対して抗体がある人がいる
●若い人は免疫の過剰反応で、目に見える症状が出ている

特に注意する人は?

糖尿病・腎臓病・心臓病などの既往症を持つ人は、重症化しやすい傾向にあります。さらにWHOでは、妊婦の死亡率の高さに注意を促しています。

    

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