こんなにある! 乳酸菌の効用


乳酸菌が増えると体にイイ!

健康を維持するためには、腸内を善玉菌が優勢な状態にし、腸内環境をバランスよい状態に保っておくことが大切です。そのためには、乳酸菌を増やすことが不可欠です。腸内に乳酸菌が増えると、体にとっては、どんな良いことがあるのでしょう?

≪便秘や下痢、食中毒の予防≫

乳酸菌によって作られた乳酸や酢酸が、腸のぜん動運動を促すため、便秘を予防してくれます。また、悪玉菌の関与する細菌性の下痢が抑えられ、食中毒の予防もできるのです。

≪コレステロールの上昇を抑える≫

コレステロールが腸壁から吸収される前に、腸内の乳酸菌がコレステロールを吸着して排出してくれて、血液中のコレステロールの増加を抑えることが出来ます。

≪ガンや風邪を予防する≫

腸には、腸内に入ってきた異物の侵入を抑える免疫機能が備わっていて、乳酸菌は、この機能を活性化してくれます。そのため、ガンを予防したり、カゼなどの感染症を未然に防ぎ、回復を早めたりする効果があります。

≪食物アレルギーを予防する≫

乳酸菌には、体の免疫機能を正しく機能させ、異物と体に必要な栄養分との違いを正しく認識できるよう助ける働きがあります。そのため、異物と間違えて食物を攻撃してしまう過剰なアレルギー反応を抑えることが出来るのです。


※乳酸菌って・・・どんな菌?
乳酸菌にはたくさんの種類があります。主なものは、乳酸桿菌(かんきん)・ビフィズス菌・乳酸球菌の3つに分けられ、乳酸桿菌や乳酸球菌は小腸に多く、ビフィズス菌は大腸に多く棲みつきます。

   

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