上手に農薬抜いて、野菜をたくさん食べさせよう



野菜の栄養価が下がっています。例えば、ほうれん草では、50年前と比べて、鉄分はたったの6分の1に、ビタミンCでも半分以下になっています。栽培方法によっては、ビタミンCなどは、何と10分の1の場合もあるそう。こうしたことからも、野菜は今まで以上にたくさん摂る必要がありそうです。


ところが、一方で、農薬問題が出てきています。国内産でもそうですが、特に中国産などは以前から認識していましたが、中国人などの疾病状況などからみて、想像以上に深刻な状況にあるようです。そこで、上手な農薬の抜き方をご紹介。ちょっとした手間で、値段の高い有機野菜を買わなくても済みそうです。


野菜は長時間水に浸しておけば、その中の農薬は自然と流れ出ます。ただ、この場合、野菜の中の栄養分が一緒に流れてしまう恐れがあります。そこで、野菜を切る前に丸ごと水に浸しておくと良いのです。丸ごと洗えば野菜の断面が少ないので、栄養分が逃げる量も少なくて済みます。


キャベツや白菜などは「丸ごと買うと余ってしまう」と半切りや1/4切りで買う人も多いと思いますが、なるべく丸ごと買いましょう。ただし、野菜を切るのは調理の直前にしましょう。細かく切ってしまった後、そのまま置いておくと、それだけで栄養分は空気中に逃げてしまうのです。成長期の子供にだけでなく、大人にも野菜は不可欠!手間を惜しまず、野菜をたくさん食べましょう。