良く噛んで、健康になろう


現代人は噛まなくなっている

年々、日本人は、噛まなくなってきています。昭和10年頃には、1回の食事に約1500回噛んでいたのに、現代だと、約600回と激減しています。

その原因は?

噛む回数の減った原因は、加工食品やファーストフードが広まり、軟らかいものを好む人が増えたことや、忙しいライフスタイルで食事時間が短くなったことなど。

噛まなくなると、身体にも影響が…

噛まなくなったせいで、私たちの身体のさまざまな部分が変化してきています。まず、顔が小さくなったこと。小顔ともてはやされますが、顎や頭の骨の成長が悪いせいで、歯並びや発音などに影響しています。

噛む回数を増やすと健康になる

1.虫歯や歯周病の予防
  唾液の分泌を促し、抗菌作用で、歯垢や歯石を防ぐ。
2.顎の発達と正確な発音
  頭骨や顎骨、歯を支える骨の成長・発達を促す。
  歯並びが良くなり、ハッキリした発音が出来るように。
3.肥満防止&ダイエット
  消化・吸収がよくなり、食べ過ぎを防ぐ。
4.記憶力&学習能力のアップ
  脳の血流が増え、集中を示す脳波が現れる。
  眠気を抑え、思考力、集中力、判断力などが向上。
5.肩こり、腰痛を防止
  噛合せが悪いと、肩こり・腰痛・姿勢などに悪影響。