喫煙の影響ちゃんと知ろう


健康日本21の一項目

「たばこ」は健康日本21(21世紀における国民健康づくり運動)の9分野のうちの1つになっています。それだけ「たばこ」は健康に関して大きな位置を占めている証拠。実際、世界の死因の12%を占めているというデータが出ています。

現状は、知識が及んでいない

健康日本21の資料として厚生労働省が発表した「喫煙が及ぼす健康影響についての知識の普及」について、現状、人々が「たばこがその疾患に対して悪影響がある」と知っている割合は以下の通りです。

一覧表

肺ガン

84.5%

ぜんそく

59.9%

気管支炎

65.5%

心臓病

40.5%

脳卒中

35.1%

胃潰瘍

34.1%

妊娠に関連した異常

79.6%

歯周病

27.3%


「たばこ」は血管をもろくする

肺や気管に関しては割合よく知られているようですが、まだまだ知識として低いのは、「心臓病」や「脳卒中」。喫煙で血管が細くなったり、活性酸素により血管がもろくなるため、そのリスクが高くなるのです。